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コドモの予防歯科

歯を失う原因は、虫歯と歯周病です。虫歯は子供の病気、歯周病は大人の病気です。
60才前に、歯を失った人は、虫歯が原因の場合が多いです。
子供の時、虫歯になり、ツメモノ(人工物)になります。この人工物は、壊れる可能性があり、再治療になる場合があります。再治療の繰り返しで、大人になった時、歯を失っていきます。
虫歯を削ったら、虫歯の再発が無いか、定期健診でチェックする必要があります。

歯を失う順番

歯を失う順番

上記の図は、統計的に歯を失う順番です。
最初に失う歯は、6才頃生える、下アゴの第一大臼歯(6才臼歯)です。この6才臼歯を虫歯予防ができたら、その子は、入れ歯になる確率は、グッと減ります。
次に失う歯は、12才頃生える、下アゴの第二大臼歯(12才臼歯)です。
6才臼歯、12才臼歯、二本失うと、入れ歯になります。

シーラント

下アゴの6才臼歯に、歯垢がつきやすい原因と、その対処法
① 子供は、上手に、歯を磨けない。  ← 親の仕上げ磨き
② 歯の表面に、シワシワの溝がある。  ← シーラント

シーラントは、シワシワの溝を、プラスチックで埋めて、歯垢がつかないようにする方法です。
シーラントをするとき、唾液が混ざると、うまく歯に接着しませんので、ラバーダム防湿を行います。下アゴの6才臼歯のすぐ横には、舌があるので、ラバーダム防湿法が必要になります。

谷野歯科医院は、初めて歯ブラシを持たせる年齢は、4才を推奨しています。
歯ブラシをくわえたままの転倒事故は、3才以下に多いからです。重症例は、首を貫通した事故がありました。事故防止のため、色々な歯ブラシを開発されていますが、過大な力が加わると、変形します。
「NHK 歯ブラシ事故」で検索してください。

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